正方形の落款焼印

ま水倶楽部様の焼印を製作いたしました。日本は水資源の豊かな国で、水道から出る水をそのまま飲むことができる数少ない国の一つです。小さな国土で、海岸線までセリ出た山脈が連なり、又、緯度の関係から降水量も多いのが、水資源が豊富な理由の一つですが、自然環境を大切にして育んできた事も大きな要因だと私は思います。反して、お隣の中国では、環境破壊や無計画な開発、汚水や産業排水の垂れ流しにより水資源が枯渇してきています。この中国の汚水が日本海に流れ出ることにより、富栄養化が進みエチゼンクラゲの大発生をおこしたりして日本の漁民が被害を受けている現状があります。又、中国の本土でも、衛生状態の悪い水を飲用することにより、ガンや健康被害が発生して年数万人が亡くなっているという報告もあるくらいです。専門家の話によりますと、いまの中国の状況を変えることは不可能ではないかと言われる位に環境破壊が進んでいます。
北海道に住んでいると、よく新聞で、中国人がニセコ近郊の山林を買い占めているという記事を読みますが、その一つの要因に水資源があるようです。昔は、日本も公害問題でゆれる時代がありましたが、人々の努力で環境を向上させてきていますので、中国でも自国の環境浄化に努める事が大事な時期に来ていると思います。只、日本と中国の国民性の違いからでしょうか?中国人は大陸気質で、今住んでいる地域の環境が悪くなったら他に移ろうとするようですので、島国日本人の考えとはかけ離れいる部分がありそうです。
水道の水をそのまま飲むことができる日本ですが、地域により水道水の味に違いがあるようで、私は学生時代を東京で過ごしましたが、東京の水は美味しくなく活性炭入りの簡易浄水器を買って使っていました。このように水資源が豊富な日本ですが、これからも環境維持の努力をして行かないとならない事も事実です。

ま水倶楽部様焼印
ま水倶楽部様の四角い焼印

上の写真はま水倶楽部様の製作しました四角い焼印の画像です。大きさは22mm角と小さめで、100W電気ゴテ仕様で作りました。小さな焼印で、デザイン的に余白が少ない場合、ガス抜き穴を取るのに苦労します。印面の台座部分の厚さをなるべく薄くして、細いドリルで貫通出来るようにする工夫が必要になることがあります。又、小さくデザインが細かいので、その分綺麗に押すのが難しくなりますので、温度コントローラの使用をお勧めいたしました。