弓の家紋焼印

池本様より弓と矢のデザインの焼印製作を依頼されました。一見、家紋のような作りで丸に弓の弦が張って矢がつがえられているものです。実は、アウトドア派の私も弓関係の道具をいくつか持っています。コンパウンドボウと呼ばれる炭素繊維と強化プラスチックでできた洋弓は、きつい弦を引くやすくするための、弓の両端の部分に楕円形の滑車がついていて、弦を引くときの力を軽減して、弦と放つ時には初速が高くなるように工夫されています。、狙いをつけるサイト部分も通常のマイクロサイト(ネジの機構で微調整できる機構のサイト)ではなく、ライフルスコープのような構造で覗くと、レーザーポイントが示されるレーザーサイトを取り付けています。矢は消耗品なので、中国製の安い物を使っています。只、どこでも撃つことができないので、実家の空き地に、古い畳を置いてそこで撃っています。ボウガンと呼ばれる銃のような形をした弓も4丁持っています。一番のお気に入りは、バーネットという会社のコマンドという名前のボウガンです。強力な150ポンドの弓がついていて、全体が黒いアルミ合金で出来ており、銃床を折り曲げ簡単に弦を張ることができます。普通のライフル用のスコープをつけて楽しんでいます。日本では、武器になりそうな道具に対する風当たりが強く、自分の土地で試射していて警察に職務質問された事があります。巡回中のパトカーが入ってきて聞かれましたが、パトカーが入ってきた所、私有地なんですが?運転免許書を確認して少し話して済みましたが危ない人に見えるのでしょうか?日本人は、武器に対しての極度のアレルギーがあるようです。ロサンゼルスのガンショーを見に行った事がありますが、殺傷能力の高い、セミオートやフルオートの銃や、貫通能力に長けたアーマーピエシリングの弾等が平気で売っており、気軽に銃を買える状況で驚きました。アメリカでは、スーパーで銃弾が売っているのも驚きましたが、日本人とは根本的に考え方が違うのでしょうね。

池本様焼印
池本様の弓の焼印

写真は製作しました池本様の弓矢の焼印をシナベニアの板に試し押しした画像です。大きさは、27mm丸で80W電気ゴテ仕様で製作しました。木札に押して使う焼印との事で作りました。