子牛の焼印

北海道日高町にありますココペリサドラー様からの依頼で焼印を製作いたしました。ココペリサドラー様は、名前のサドラーからもお判りと思いますが、馬具を作っている工房です。日高地方は、馬の産地として有名で数々の名馬を育ててきた場所です。私も体験程度ですが乗馬したことがあります。小樽の春香山に乗馬体験できる施設があり、数年前の冬の時期に息子たちを連れて馬に乗ってきました。3月でまだ、雪の残る山道を馬にのり、小川を越えたりして、小さな丘の天辺まで行き、石狩湾を望む眺望を楽しみました。体験後、しばらく股のあたりが痛かった記憶があります。ココペリサドラー様では、馬具の修理もしてくれるとの事で、偶然、他の人のブログを見ていたらココペリさんの名前が出てきて驚きました。馬の鞍等の馬具は、厚い革で作らており、一つ一つ手縫いで縫い上げて作っている映像を見たことがあります。丹念に時間をかけて作り上げた鞍の裏側に焼印を押している場面も出ていました。趣味でナイフを作っている私も自分でナイフのシース(ケース)を手縫いで作ったことがありますが、2本の針を使い締めながら縫い合わせていくのは大変で、手にまめが出来て痛かった覚えがあります。

ココペリサドラー様焼印
ココペリサドラー様からの依頼の焼印

上の写真は、ココペリサドラー様からの依頼で製作した焼印です。子牛と思われる動物がデザインされています。製作は、現在使用の150W電気ゴテに付け替えて使うので、150W用の替棒に取り付けて納品しました。