汽車の焼印

黒滝さんという木工をやっている方より、積み木に使いたいとの事で蒸気機関車のデザインの焼印を注文頂きました。積み木は、幼児向けの玩具と思われていますが、最近の積み木には、大人向けの複雑な形状のものもあり、幼児期の想像力や構成力を養う目的だけではなく、大人の創造力向上や高齢者のボケ防止の為に使われることが多くなっています。一時期、プラスチック製の積み木に押され気味だった木製の積み木も無垢の木を使い、環境にやさしく、口に入れても安全と言うことで需要が拡大しています。更に、米を50%以上つかった特殊な樹脂素材でできた積み木や、積み木の中に鈴や小さな鐘を入れて音の鳴る積み木、数字や五十音が書かれている学習用の積み木、積み木の上下や側面にくり抜き穴があり、積み木の組み方を替えて、ボールが通る道筋を変えれるパズルのような物や今までのような、四角や丸、三角といった別々の形の物ではなく、平らなステック状の1種類の積み木で、重ね方を変えることで色々な物が作れる新型の積み木もあります。

積み木焼印
積み木に押す焼印

上の写真は、出来上がった黒滝様の焼印画像です。蒸気機関車を正面からみたデザインで、高さ40mmの100w電気ゴテ仕様の焼印です。私が、子供の頃は、蒸気機関車が走っていて、大きな汽笛をならしたり、蒸気音を聞きながら乗った記憶ががあります。トンネルに入る前には、煙が入り込まないように、慌てて窓を閉めた事を思い出します。今でも、ニセコや小樽近辺では、年に数度、イベントとして蒸気機関車を走らせる事があり、鉄道マニアの人で混み合っています。
小樽は、新橋~横浜間についで、全国で2番目に鉄道が開通したとの事で鉄道記念館もあり、義経号等の蒸気機関車を見ることができます。