はじめの焼印

四角い棒を四本使った枠に肇(はじめ)と書かれた焼印を製作しました。肇は「おこす」、「はじめる」という意味の言葉です。新しい事に取り組んだり、新事業を開始する等、何かをはじめる時には、決断と熱意が必要になります。ある講習会で聞いた言葉ですが、計画を立て、準備をしているだけでは、何事もはじまらないが、決断して最初の一歩を踏み出した時点で、物事は半分は進んだことになる。と言っていました。確かに計画を立ても、いざはじめる所までは中々踏み切れずにいる人は多いと思います。色々な事を考えている間にモチベーションは落ち、さらに余計な事を考えたり、周りからの意見に流されて結局は、一歩も踏み出すことが出来ずに終わる人が殆どだそうです。私も同じ経験を何度か繰り返してきました。今思えば折角のチャンスを自分で決断できなかったことでダメにしてきたと思います。色々な事で成功する人と成功できない人との差は、最初の一歩を踏み出せるかどうかにあるとも思います。そして、一歩を踏み出したら後は自分を信じて周りに流されずに成功するまで続けることが成功の秘訣なのかもしれません。実は、今私は新しい事に挑戦しようと考えています。もう60近いのですが、前からやりたくて思っていた事があり、一歩を踏み出します。そのこともあり、こんな文章を書きました。

はじめの焼印
はじめの焼印画像

上の写真は、出来上がった肇の焼印を木に押した画像です。細い線を四本使い枠を作っているのは面白い方法だと思います。写真を撮る方向を工夫して、45度傾けて撮った方が綺麗に見えたのでしょうが。大きさもしっかり使えたいと思い分かりやすいように辺に沿って定規をあてて写真を撮りました。15ミリ角の小さな焼印で40Wの半田ごてに取り付けて40W電気ごて仕様で製作しました。