紡ぎ車の焼印

東京スピニングパーティーの糸を紡ぐ機械のデザインの焼印を製作しました。
東京スピニングパーティーとは、2001年9月にホテルマリナーズコート東京で初めて開催された染色や手紡ぎに関する情報交換や発表の場所を設けるためのイベントです。その後、毎年行われようになりました。今では、日本全国の紡ぎや織り、染物に関する業者や羊毛、素材屋、各種教室営業者、牧場経営者等があつまる一大イベントになっています。国際色も豊かで、ブータンの織物体験やポーランドのヤノフ村の伝統的な二重織物、北欧デンマークやスエーデン、スコットランドの毛糸と普段はお目にかかれない珍しい毛糸や織物も並びます。長年、織物や染色に携わってきた老舗の工房による実演やレクチャー、羊の毛を刈ったりするような各種イベントも開催されます。もちろん、織物や染物の実演ワークショップも人気があり、人数に限りがあるので早めに申し込む事が必要です。

紡ぎ車の焼印
東京スピニングパーティーの焼印

上の写真は、製作いたしました東京スピニングパーティーの焼印の試し押し画像です。高さ35mm幅20mmの100W電気ゴテ仕様で製作しました。デザインは、羊の毛などから糸を紡ぐ時につかう紡ぎ車の影絵で、上に文字を円周状に配置したものです。文字が結構細かくなったので製作できるギリギリの所でした。
私も前に、北海道の仁木町にあります体験型の施設で羊の毛を刈っている所を見たことがあります。羊って毛を刈ると、すごく華奢で細いのでビックリした記憶があります。その場にも紡ぎ車が置いてあり、実際に紡ぐ様子を見せていました。普段は、色々な物を作る工程を見ることがありませんので、興味がありましたら実際に見に行かれる事をお薦めいたします。

 

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