古語の焼印

古語に関する焼印を作りました。「楽居」という文字の焼印で意味が解らなかったので調べてみましたら古語で「旦那も奉公人も一緒に楽な姿勢で座って」という意味があり、身分の上下に関係なく平等にという意味があるようです。高校時代、古文の授業を真面目に聞いていませんでしたので反省しています。元々は井原西鶴の世間胸算用という浮世草子の中にでてくるとの事です。江戸時代には、色々な文学的な発展や芸術的にも優れた人物が沢山出てきます。浮世草子にはあまり興味がありませんでしたが浮世絵は好きでした。その浮世絵が好きになったきっかけは、昔、永谷園のお茶づけの中に東海道53次の浮世絵カードが一枚入っていてそのカードを集めはじめた事によります。大学生時代ほ東京に住んでいましたので、本物の浮世絵を見る機会もありましたが、北海道にいると本物を見る機会もあまりなく寂しく思います。浮世絵が好きだったので、東洲斎写楽の浮世絵の切手ももっています。

楽居の焼印
楽居の焼印画像

上の写真は出来上がった楽居の焼印を木に押した時の画像です。フォントの書体ではなく文字をデザインして作ったものです。この焼印の大きさは幅32ミリ×高さ14ミリで100W電気ごて仕様で製作しました。太めの書体だったので焼印の印面の彫は5ミリの深彫にして、黒い凸部分に囲まれた白い凹部分、なるべく多くのガス抜き穴を開けて製作しました。又、温度コントローラもつけて納めました。