山車の焼印

北海道江差町の高橋印刷様よりの焼印製作で、松寳丸という文字の焼印を製作しました。最初は、漁船の名前かと思いましたが、山車の船のようで、江差町3大祭りの一つで370年の歴史を誇る姥神大神宮渡御祭に奉納される船型の山車で北海道有形民俗文化財に指定されている物だと知りました。この山車は、大阪の船大工の棟梁太秦屋徳八郎が製作したもので、大阪の塗師や鏡師が力を合わせて作ったものです。

松寳丸の焼印
高橋印刷様の松寳丸の焼印

上の写真は、製作しました松寳丸の焼印で高さ36mm、幅13mm、100W電気ゴテ仕様で製作しました。独特な書体は、データをイラストレ-ターのパスファイルで入校頂きましたので、書体名はわかりませんでした。
松寳丸(まつほうまる)は、松前藩の財力を表した豪勢な作りで、帆の部分には、松前藩の他の船と同じく、三階松の図柄が染められています。船体は、朱塗りで、金色の飾り金具が施されており、船頭としての子供を載せて町内を回る姿は豪華絢爛なものです。松前藩の時代には、沢山のニシンがとれ、藩の財政が豊かだった事がよくわかります。その後の乱獲によりニシンの漁獲量は昭和になって激減致しましたが、近年は、今までの資源保護の対策の成果か、少しずつニシンの漁獲量も増えてきているようです。ニシンが豊漁だった昔は、よく、猫もニシンを食べなかったと言われるように大量に取れたそうです。群来(くき)とよばれるニシンのオスの出す精子で海が白く濁る現象も見られるようになり、昔のように取れるようになるかもしれません。

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