あしたばの焼印

「あしたば」と平仮名で書かれた焼印を製作しました。あしたば(明日葉)は、セリ科の日本原産の植物で、高さ1メートル前後に育つ多年草です。明日葉という名前の由来は、生命力が強く、今日摘んでも明日には目が生えてくる事からきています。セリ科だけに独特のクセがありますが、茎や葉は食用として食べ、伊豆大島では、椿油であげた天ぷらが名物になっています。又、薬効作用もあり、便秘予防や利尿作用、高血圧の予防によいとの事です。キサントアンゲロールやクマリン等の抗菌作用がある成分が含まれ江戸時代から薬草として使われており、葉が枯れる前に掘り起こした根は朝鮮人参の代用としても使われていました。又、緑黄色野菜の優等生ともいわれ青汁の原料に使われていて、ベータカロテンは、トマトの10倍、ビタミンEはニンジンの5倍、食物繊維はレタスの5倍、カリウムはピーマンの8倍あるそうです。明日葉はプランターや露地栽培でも育てることが出来る植物で、一度育てると、4~5年の間収穫が楽しめるお得な葉野菜です。又最近の研究によれば糖尿病や痴ほう症にも効果があり、冷え性に悩む女性にも良いそうです。

あしたば焼印
あしたば焼印の画像

上の写真は製作しましたあしたば焼印を厚紙に押した画像です。大きさはスケールからわかる通り20ミリで、80W電気ごてを取り付けて作りました。漢字で明日葉と書くよりも平仮名でかいた方が温かみがありますし、漢字ですと3文字になるので、正方形でつくる場合にはバランスよくおさめる事が出来ないのも平仮名にした理由になります。焼印の外枠も温かみを出す為に、フリーハンドで書いています。