五芒星と開悟の焼印

松尾様から星印の開悟と表記した焼印の製作を依頼されました。見た目から何となくスピリチャルな感じがしましたが、注文を受けると、どのような事でどのような場面で使うのかを考えてしまうので、意味も調べてみました。まずは、星印ですが、空に輝く星ではなく五芒星の事で、英語でペンタグラムと呼ばれ世界中で魔術の記号として有名で守護に用いられたり、逆向きにして悪を表すこともあります。使われた歴史も古く、紀元前3000年頃のメソポタミヤ時代からあり、エジプトでは、子宮を表していたそうです。又バビロニアでは、木星、水星、火星、土星、金星の五惑星を表し、魔術では、火、水、風、土の4大元素と霊を表すそうです。次に「開悟」ですが、国語辞典によると「迷いから脱却して真理を悟る事」と書かれていました。悟りとはなんでしょうか?と考えた事は、何方でもあると思いますが、本当の悟りはあるのでしょうか?人間が生きていると悩み事が常に出てくると思います。その出てくる数々の悩み事を解決する事が小さな意味での悟りではないかと私は思います。人間は、悩みと悟りを繰り返して進歩する動物であり、すべてを解決するような悟りは無いのではと思います。もし、すべての悩みに悟りを開いたのであれば生きている意味自体がなくなる事だと私は思います。どんな問題も見る目を変えればたわいのない事になりますので、どの視点から問題を見るかが悟りとかかわっていると考えてしまいます。

松尾様焼印
五芒星と開悟の焼印

写真は、松尾様からの依頼で製作しました五芒星+開悟の焼印をシナベニア板に試し押しした画像です。この焼印の大きさは、高さ30ミリ×幅11ミリで、電熱式をご希望でしたので、80W電気ごて仕様で作りました。映画やドラマのスピリチャルな場面で焼印が出てくる事が良くありますが、これは、焼印を炙る時に火にかざすことから来ているようで、古代では、「火」は4大元素の一つだったことによるようです。そのために護符に使うときには、印刷や書くのではなく、火の力で形を表すと思います。