シラネアオイの焼印

滝野すずらん公園様からシラネアオイという花の焼印製作を依頼されました。滝野すずらん公園は、北海道にある只一つの国営公園で、札幌市南区にあります。
5月9日から「シラネアオイと春の野の花まつり」が行われそのイベントに使用される焼印です。今年は、雪が多いわりに、気温の高い日があったせいで、雪解けが早くいつもの年より早く、花の開花を楽しめると思います。又、公園は1年中色々な遊びができ自然を楽しむことが出来、これからの春夏の時期は、レンタル自転車を使ったサイクリング、川での釣り、水遊び、パークゴルフや園内にある滝を眺める事も出来ます。春の雪解け時期の滝は水量も多くダイナミックな景観を楽しむことが出来ます。例えば、公園の北西部にある厚別川にかかるアシリベツの滝は、札幌にある最大の滝で平成2年4月に「日本の滝百選」にも選ばれました。他に、女性的な景観で滝をまじかに見られ、絶好のインスタ写真がとれる「鱒見の滝」、高さ10メートル、幅3メートルの小さな「白帆の滝」、平成26年の大雨の影響で今は見る事が出来ない「不老の滝」もあります。
私も息子が小さい時、何度かつれて遊びに行った事があります。小樽からは、車で1時間と少し位の距離にあり、子供が安全で楽しめる遊び場が沢山あり、うちの息子は、赤いゴムでできた円錐形の遊具が好きで、何度も飛びついて遊んでいました。その後、熊が出て閉園になった時期があり行く機会がありませんでしたが、天文台があるので、そのうちに泊まりがけで行きたいと思っています。

左の写真は、滝野すずらん公園様の焼印を厚紙に試し押しした時の写真です。花の花弁の部分、原画ではもっと細い線だったのですが、あまりにも細かったので、少し太めで製作しました。部分的に細い線がある場合ですと、あまり問題にならないのですが、細い線が長い場合、強度が弱くなるので、その分、扱いには注意が必要になります。焼印の大きさは、写真にスケールが写っているのでわかると思いましが幅60ミリで、仕様は直火式です。直火式焼印の場合、大体大きさが40ミリ位までは、6ミリの軸棒を使うのですが、今回は印面が大きいので8ミリの太い棒を使いました。右の写真は、シラネアオイの花の写真です。私もシラネアオイという花を知りませんでした。シラネアオイはキンポウゲ科の多年草で、日本の固有種だそうです。北海道から本州中部の山地や亜高山帯の湿り気のある所に分布して、高さ20cm~30cm、5月~7月にかけて花を咲かせるそうです。連休になりましたら私も見に行きたいと思います。