バロック楽器屋さんの焼印

オトテール商会様からの依頼で焼印を製作しました。オトテール商会様はバロック木管楽器を製作販売されているところです。バロック木管楽器とはあまり馴染みのない言葉だと思います。バロック時代に使われた木で出来た楽器といえば簡単すぎますが、現在使われいる木管楽器の元になった楽器といえます。例えば、ブロックフレーテという楽器はリコーダーのご先祖様ですし、フラウトトラベルゾという楽器は、現在のフルートになっています。あとバロックオーボエもありますね。ちなみにフルートは木管楽器に分類されますが、現在のフルートは金属製のものが主流ですが、元々は木製でしたので、その時の名残で木管楽器に分類されています。

私のフルート
私の村松フルート

上の写真は、私が愛用している村松という会社のフルートです。多少ですが、実は私もフルートを吹きます。三十代の中頃、ラジオでフルートの演奏を聴き、フルートを始めました。ヤマハの音楽教室に3年位通い覚えました。最初は、ヤマハのフルートを買いましたが、習っていたフルートの先生が村松のフルートをもっていたので2台目は、村松フルートにしました。最初のフルートはキー部分に穴が空いてないタイプでしたが、写真の2台目はキーに穴が空いたタイプにしました。還暦まじかな私ですが、時たま思い出したようにフルートを吹いています。私もバロック音楽が好きで(マイナーですがベンダの曲が好きです。)いつかは、バロックの木管フルートも吹いてみたいと思っています。

オトテール商会様焼印
オトテール商会様からの依頼で作った焼印

上の写真は、オトテール商会様からのご注文で製作いたしました焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。焼印の大きさは幅23ミリ×高さ15ミリの小さなもので、80W電気ごて仕様で作りました。サイズ的にみると、文字数が多く一文字が小さくなるのでその分、綺麗に押すのは難しいと思います。