ひなたぼっこの焼印

田中様からのご依頼で、角丸の枠の中に「ひなたぼっこ」と文字を入れた焼印を製作しました。平仮名の焼印は、濁点部分や〇部分を除けば作りやすく押しやすい焼印です。漢字は画数が多くなると余白部分が狭くなり、綺麗に押すのが難しくなりますが、平仮名は密集度が少ないのでその点が楽です。
ひなたぼっことは、文字通り、おひさまの光にあたることで、私も冬場には、窓のそばでひなたぼっこしながら横になることがあります。体が温まり、気分転換になるだけでなく、太陽の光を浴びることでビタミンDが作られるそうです。ビタミンDには、ビタミンD2とビタミンD3があり、ビタミンD2は植物に多く、人にはビタミンD3が生きていく為に重要になります。人は、昼間の太陽の下で日光浴を5分~30分程度行えば必要なビタミンDが合成されるそうですが、それ以上長い時間日光を浴びると紫外線による弊害がおきるので、日を浴びる時間も大切になります。そんなビタミンDですが、人間のカルシウムの代謝に関係しているだけではなく、免疫機能にも重要な働きをしているそうなので健康維持には大切なビタミンになります。肥満気味の人は血中のビタミンDの濃度が低いという事ですので、将来的にビタミンDを使った肥満予防薬が出来るかもしれません。又、ビタミンDの濃度が低くなりとパーキンソン病にかかりやすくなるともいわれていますのでパーキンソン病の薬の開発に役立つかもしれませんね。
後、冬になると患者が大発生するインフルエンザとビタミンDにも関係があるのではないかという研究もありますし、癌の発生とも因果関係が疑われいますのでビタミンDの研究はこれからの医学にも必要になると思います。

田中さん焼印
ひなたぼっこ焼印

写真は出来上がったひなたぼっこ焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。丸文字系の書体で可愛いイメージの焼印です。大きさは、幅20ミリ×高さ10ミリの小さ目で、電熱式希望でしたので80W電気ごてを取り付けました。