寿司屋の焼印

遠藤様から寿司正様の焼印製作を依頼されました。私も寿司が好きで食べに行きます。殆ど回転寿司ですが?家業が水産関係だったので、小さなころから、生魚を食べていました。小さい頃は、カレーライスも魚介系でした。今では、海鮮カレーとかっこいいことを言いますが、私の小さなころは、魚にふじゅうしていなかったので、魚オンリーといった方が良いと思います。子供の頃は今とは逆に肉のカレーライスが食べたいといつも思っていました。小さい頃は、魚をさばいて刺身にするのは、母親ではなく父親の方が多かったのですが、後で、父親の方が魚をさばくのがうまいのでいつも父親がさばいていることを知りました。そういえば、アンコウをもらった時に父親がひもで吊るしてさばいていた事を思い出しました。私も上手くはありませんが、多少は魚をさばけます。近ごろは、普通の寿司屋よりも回転寿司の方が好きになっています。回転寿司のレベルが最初の頃より数段上がってる事と、メニューのバリエーションが多いことが要因です。
そんな寿司も、国際的に認識されようになり、色々な国で食べられているようですが、やはり日本の寿司が一番です。よくテレビで外国の寿司の話題が出ていますが、フルーツを入れたり、甘い系の寿司、肉の入った寿司等、私にはとっつきにくいものが沢山あります。
寿司屋さんで使われる焼印は、殆ど寿司ネタの卵焼きに押すもので、直火式で柄を90度曲げたものが殆どです。卵焼きは、表面が滑らかになっていれば焼印を押しやすい素材ですが、家で作るような凸凹の卵焼きの場合、綺麗に押せません。

遠藤様焼印
寿司正の焼印です。

上の写真は遠藤様からのご注文で製作しました寿司正様の焼印をシナベニア板に試し押しした画像です。大きさは、幅60ミリ×高さ20ミリで、直火式ではなく電熱式をご希望でしたので、150W電気ごてを取り付けて作りました。卵焼きに押すには、下の「SUSHI MASA」の文字が小さすぎますが、卵焼きではなく、木製品に使用するとの事でした。