ななせの焼印

平沼様から、ななせと名前の入った角丸の正方形焼印の製作を依頼されました。ななせと聞くと昔NHKで放映されたいた「七瀬ふたたび」という番組を思い出します。筒井康隆さんのSF小説で、超能力を持った女性が列車事故を予言したり、超能力者が集まって秘密警察との攻防等があり楽しく見ていました。最初に筒井さんのSF番組を見たのは時をかける少女という番組で、今でも一番印象に残っています。理科の実験室で人影を目撃して、追おうとした時にタイムスリップしてしまうことから始まる話です。この頃は、いずれは未来や過去に行くことができる時代が来るのではないかと期待をして見ていました。光の速さを超える乗り物ができれば時間を超越できると言われていましたが、最新の科学では、過去も未来も現在に折りたたまれており、光速度以上で移動できてもタイムマシーンを作る事は出来ないそうです。残念ですが! そういえば、NHKのSF番組で好きだったものに「謎の転校生」という番組もありました。詳しくは覚えていませんが、未来人が、戦争から逃れて現在に移住する話だったと思います。昔は、この手のSFドラマを結構放送していましたが、今はほとんど見ることがありませんが、視聴者の傾向が変わったので作らなくなったのか?それともSF作家自体が減ってきているのかわかりませんが、奇想天外なSFドラマの放送を期待している人はまだ多いと思いますので、いつか見れるのではと思っています。

平沼様の焼印
平沼様のななせの焼印

写真は平沼様の角丸正方形のななせ焼印です。外枠は綺麗な直線ではなく少しいびつな曲線になっていますが15ミリ程の焼印ですので、わかりにくいと思います。仕様は80W電気ゴテで電熱式仕様で作りました。本来、この位の小さな焼印の場合、40W用の電気ゴテでも大丈夫ですが、温度コントローラを使うので、一つ上の80Wをお勧めしました。その理由は、80Wと40Wの電気ゴテの価格が100円程度しか違わない事と、80Wにすると電源を入れて温まるまでの時間が短く、一度に多くの焼印を押せる事です。