あんまん、肉まんの焼印

前田様からのご注文で、あんまん、にくまん、豚まんに押す3本の焼印を製作しました。寒い時期になるとついあんまんを食べたくなります。どちらかというとにくまん、豚まんよりあんまんの方が好きです。中華料理で出てくる小龍包は、小型のにくまんという感じがして好きですが、コンビニの店先で買うのはいつもあんまんです。あんまんも練りあんは苦手で粒あんが好きです。あんまんやにくまんに押す焼印の場合、形は押した時に均等に圧力のかかる円形が一番よく、焼印を押す表面も平らでないために、小さな印面で彫りの深いものがベストになります。今回の2本の焼印は円形で、もう1本は豚のお尻の形ですが、均等に圧力がかかりやすい形なので、円形と同等の扱いになります。大きさは、15ミリと押しやすいサイズですので、特に問題はありません。15ミリの大きさですと、普段は電熱式の場合、80Wの電気ゴテをお勧めするのですが、今回、1本の電気ゴテで差し替えて3本使いたとの事でしたので、一つ上の100Wで製作することにしました。焼印をおさめて実際に使った所、1本の電気ゴテでは、能率が悪くなるので2本追加で電気ゴテを購入頂き、それぞれ1本の電気ゴテをつけて使うことになりました。

前田様焼印
前田様の3本の焼印

上の写真は、3本の印面を並べて写したものです。左から豚まん用の豚のお尻の図柄と中央はあんまん用、右はにくまん用になります。後ろに見える棒の部分は、電気ゴテに仕込む部分で、差し込んだ後に固定用ネジを締めて使います。この棒の部分電気ゴテのワット数により変わり、100Wですと太さ8ミリの銅棒になります。

左の画像は、豚まんに押す豚のお尻の焼印です。尻尾の部分がお尻であることを表現しています。真ん中の画像は、にくまん用の焼印で、右の画像はあんまん用の焼印です。3本同時のご注文でしたので複数本割引を使い値引きしました。