米の焼印

堀場様からの依頼で米つぶの外形の焼印を作りました。米は私たち日本人の主食として弥生時代から食べ続けられてきています。近年は、パン食の人も増えてきたようですが、まだまだ米が主食の座をキープしています。だいぶ前になりますが米不足で大変だった時期があります。普通の米が出回らずにタイ米を食べた記憶があります。タイ米はパラパラして粘り気がなくチャーハン等で食べるのであれば美味しいのでしょうが、普通に炊いて食べるのは、日本人には向かないですね。そんな米不足騒動でしたが、後に聞いた話によると、実際には、米が不足していた訳ではなく、誰かの思惑で不足状態が作られ、価格の高騰を目論んだものと言われていました。物の価格が需要と供給で決まるので、利益追求の為に仕掛けられたものなのでしょうね。その後のオイルショックも、トイレットペーパーの不足も仕掛け儲けた人がいると思います。それに今の石油の価格も投機筋に操作されている事が明白ですね。一部の人の利益の為に多くの一般大衆が迷惑する構造はいつの時代も変わらない事のようです。
米の話からずれてしまいましたが、実は、米や植物も人間に対して生き残り戦略を立てているという学者もいます。米は消化がよく、食べてもすぐに空腹になるのは、米の生き残り戦略だと言う事ですが、にわかには信じられないと思うのは私だけでしょうか?

堀場様焼印
堀場様の米の焼印

上の写真は、堀場様からのご注文で製作しまいた米つぶのデザインの焼印の試し押し画像です。RICE,RICEと2度同じ文字が出てきて、米をもっともっと作りましょうという強いイメージが感じられます。大きさは幅30mm×高さ27mmで100W電気ゴテ仕様で作りました。