パソコン会社の焼印

柏木様からヤシの木が描かれたParadise Computerという文字の焼印製作を依頼されました。コンピュータの発展は目覚しく、私が小さい頃は、SF映画の中でしかでてきませんでしたが、今は、日常生活になくてはならないものになりました。私が最初に買ったコンピュータ(パソコン)は、シャープのmz-1500というもので、クイックデスクというプロッピーデイスクのような物を使った記憶があります。確か、クイックベーシックという言語(ベーシック言語)で、簡単なゲームや計算プログラムを作った記憶があります。電卓の延長線上のような、ポケコンが大学生の時に使われ初めて、私は理系でしたので、関数電卓を使っていましたが、友人は、ポケコンを使っていて、試験の時に必要な公式等をポケコンに記憶させてカンニングしていたのを、羨ましく思ったものです。その後、社会人になり会計関係の仕事についたときは、PC9801シリーズを使い始めMS-DOSの2.11というマイクロソフトのOSを使い、表計算ソフトのマルチプラン(今のエクセル)やロータス123という表計算ソフト、一太郎というワープロソフト、桐というデータベースソフト等を使っていました。フロッピーデイスクも2DDと2HDという容量のちがう2種類を使い、日本語変換には、辞書を記憶したフロッピーデイスクをいれて対応していたと思います。その後、ハードディスクが出てきましたが、最初の頃のハードディスクは、容量が20M位しかなかったのに、値段が20万円位したと思います。私には買えませんでしたが、事務所で買った記憶があります。その後、9821シリーズやマックのSE30、クアドラ等を使い、DOS-V機の時代になり、OSがウンドウズになり、今は、マウスプロの機種でWindows10を使用しています。パソコンが進化して使う機種が変わってくる間、使う周辺機器もかわり、最初の頃は、ドットプリンターという、リボンを使うプリンターを使っていましたが、熱転写のリボンを使う機種になり、インクジェットプリンター、レーザープリンタと進化しています。プリンタ以外の周辺機器も、最初に買ったのは3.5インチプロッピーの外付け機器で、メモリボード、スガジーボード、スキャナーときて、今では、焼印製作に必要な切削用機械のモデラやレーザー加工機、3Dプリンタまでパソコンで使うようになりました。そんなパソコンの進化ですが、今は、スマホに移行してきていて、知り合いの経営者がぼやいていましたが、新入社員がパソコンを使えないので一から教えないとならず、困っていると話していました。これからAIが主流になりもっと変わっていくのでしょうね。私はパソコンまでで、スマホは使っていませんので取り残されているような感じがします。(最も老眼でスマホを使いたくないのが本音ですが)

柏木様焼印
パラダイスコンピュータの焼印

上の写真は、柏木様からの依頼で製作しました楕円形の焼印です。Pの文字とヤシの木を組み合わせたデザインは面白いですね。大きさは幅30mm×高さ22mmで100W電気ごて仕様で製作しました。