スキー場の焼印

スキーリゾートの裏磐梯高原ホテル様の焼印を製作しました。北海道育ちの私には冬といえばスキーでした。幼少の頃は、まだスキーが一般的ではなかったので、祖父ちゃんが、竹を割って、熱したコテで加熱して先端を曲げて作ってくれた竹スキーで遊んでいました。幼稚園に行くようになると、モンダハンと呼ばれるスキーで遊んでいました。モンダハンとは、スキーに靴(スキー靴ではなく普通の長靴でした。)を取り付けるコの字型の金具がつけてあり、金具についた革ベルトで固定する簡単な方式で、スキー板も今のような合版の板ではなく、単板でエッジもないものでした。その後、スキー靴がでてきて、金具もカンダハンと呼ばれるスキー靴の後ろ側にワイヤーをかけて前方のバネ付きの金具で締める方式になりました。小樽の小学校でしたので、冬になるとスキー授業が行われましたが、雪道を学校までスキーを担いで行くのが大変だった記憶があります。スキー授業は、学校の近くの裏山で行われたので、スキーを履いたまま、山を登り坂を滑ると繰り返していました。中学校に入ると、学校が山の上でしたので、(昨年統合され廃校になった小樽市立末広中学校)スキー授業でスキーを持って通うのが大変で、禁止されていましたが学校帰りには、スキーで滑って帰っていました。又、中学生の頃、スキーにワックスをかけるのが楽しく、ワックスをかけては、焼印のコテのような金属のコテを温めて、スキー板に当てて均一にのばしたりした記憶があります。スキー遠足という行事もあり、小樽市内の天狗山に行きリフトを何回乗れるか友達同士で競った事もありました。小樽では、高校の授業でもスキーがありますので、殆どの子供はスキーを乗ることができます。今はもう還暦が近いのでスキーを滑りに行くことはありませんが、そのうちに挑戦して見たいと思います。

裏磐梯様焼印
裏磐梯高原ホテル様の焼印

上の写真は製作しました焼印をシナベニア板に試し押しして押した画像です。大きさは35mm×25mmの直火式仕様で作りました。あるスキー場で、ロッカーの鍵が木札で出来ていて、その木札に焼印が押してあったのを見たことがありますが、残念ながら、この焼印はどのように使ったは聞かなかったのでわかりません。