魔女の焼印

箒にまたがって空を飛ぶ魔女の姿の焼印を作りました。魔女と言えば怖い者とされていますが、私が真っ先に思うのは、昔テレビで放送していた「奥様は魔女」という番組です。人間の男性と結婚した魔女のサマンサが繰り広げる痛快コメデイー番組です。又、ヨーロッパの中世期には魔女狩りという大虐殺もおきました。民心の注意を誘導したり、宗教の権力を誇示するために何百万人という人が魔女として殺されたようです。またこの頃、ヨーロッパではペストが流行していてそのペストも魔女のせいにされたようです。歴史を見ると宗教と虐殺は表裏一体のような感じすらするような事件が度々起きています。日本で起きた事件としましてはキリシタン弾圧があったようですが、これも時の勢力者がキリスト教の勢力が強まるのを恐れて弾圧したので、宗教の名を借りたヨーロッパでの虐殺とは違いますが、どちらも人の心をつかむ宗教が関与していますね。

魔女焼印
魔女の焼印の画像

上の写真は魔女の焼印を厚紙に試し押しした時の画像です。この焼印、幅30ミリの大きさで100W電気ごて仕様で製作しました。とんがり帽子に鼻もとんがっていて典型的な魔女の姿ですね。それと魔女と言えば、ぐつぐつと煮えた鍋で毒薬を調合している絵もよく見ますね。中世に発展してきた科学に対して警戒を強める為に教会が作ったのかもしれませんが、そんな中世期に科学が発達したのも面白いと思います。映画ハリーポッターでも魔法使いが箒にまたがって空を飛ぶシーンがありましたがなぜ、魔女や魔法使いが箒にまたがって空を飛ぶのか本当の理由はわからいようです。一番有力な説は、サバトという魔女の集会で、箒の絵に興奮剤のような薬を塗り、それに跨って、興奮状態になっていたところからきているようです。私的には、「魔法使いサリー」のような可愛らしい魔女の方が好きですが?