カイトの焼印

Caito(カイト)という英字の焼印を作りました。カイトというと一般的には凧を連想しますね。小学生の頃、よく凧を作っていました。私が作っていた方法は、竹ひごを使い、ニュウーム管といわれるアルミ製の小さなパイプを使い竹ひごを繋げて枠組みを作り、そこに紙を貼ってから絵の具で模様を描いていました。勿論、良く飛ぶようにするために、新聞紙で足と呼ばれる長方形のものをつけていました。凧本体と引っ張る糸をうまく繋ぐのが難しく、バランスの悪い状態でよく飛ばない事もありましたが、そんな時は大人の人に直してもらって飛ばしていました。近所の友達と一緒に飛ばしていると良く絡まってしまう事もありました。凧は昔からある遊びですが、通信手段がなかった時代には、狼煙と同じように戦の目印としても使われたようです。昔読んだ探偵小説で、ラジオを利用した暗号で連絡を取り合う工作員に対抗するために、アルミ箔を貼った凧を上げてラジオの受信状態を悪くしてから、別の電波で偽の情報を送る話が出てきましたが実際に有効なのでしょうか?又、この前のテレビで連凧という幾つも連ねてあげる凧でギネス記録を更新している人が出ていましたが凧の種類も色々とあるようです。スポーツカイトと呼ばれる凧を使ったスポーツもあり、鷹や鷲のような猛禽をイメージした凧や戦闘機や蝶の形をしたものや、箱のような四角い凧まであるそうです。凧を作る素材も昔とは違い、ナイロン系の強度があり強い素材がメインになってきています。

カイト焼印
Caitoの焼印画像

上の写真は、出来上がったCaitoの焼印を厚紙に押した時の画像です。この焼印の大きさは幅30ミリで80W用の半田ごてに取り付けて製作しました。書体名はわかりませんが太目のシンプルな書体で焼印としても押しやすい書体だと思います。