ねじれ文字焼印

鏡の横に文字を並べてリフレクトされた文字がさらにねじれたようなデザインの焼印を製作しました。ねじれと聞くと国会で衆議院と参議院で起きるねじれ減少やアメリカのトランプ大統領の中間選挙でねじれた状態になった民主党と共和党を思い浮かべる人が多いと思います。自然界ではねじれる状態もごく普通のようで植物のツルがねじれたり、巻貝やカタツムリの殻のねじれ、もっとミクロの部分では遺伝子自体がねじれた2重らせん構造をしていることから推測もできます。又、私たちにはあまりなじみがありませんが、空間自体も歪んだりねじれる事があるようで、巨大な重力は周りの空間に影響を与え、その結果、本来は真っすぐ進むはずの光でさえ捻じ曲げられることもあるそうです。重力レンズというそうで、ある星の裏側にある見えないはずの星が見える事で発見されたそうです。案外と人間の目に写っている画像は本来の姿ではなく捻じ曲げられた光を見ているのかもしれませんね。それどころか、人の脳は見ている本来の姿を今までの経験や常識から解釈して判断し別の姿を見せる事があるという話を聞きました。もしかしたら宇宙は人間が思っているよりもかなり小さい物かもしれませんよ?

ねじれ文字焼印
ねじれ文字焼印の画像

上の写真は、ねじれた文字の焼印を厚紙に押した時の画像です。文字が2行2列で並んでおり、一行一列目の「HIBA」と2行2列目の文字が鏡面文字になっていて普通に1列目と2列目の間に鏡がある状態であれば1行2列目になるはずですがそれがねじれてしまっています。又同じように「PO♪」もねじれた鏡面文字になっていてさらに、1行目と2行目の間にも鏡があり、ねじれた状態の鏡面文字となっています。なにか不思議な雰囲気のあるデザインになっています。ちなみに「HIBA」の文字は「青森ひば」という木材をあらわしています。この焼印の大きさは、幅70ミリ×高さ31ミリで、200Wの半田ごてに取り付けて電気ごて仕様として製作しました。焼印を作る時には、デザインを鏡に映したようにリフレクトさせて作りますので、私には違和感なく見れるのも職業柄でしょうか?