市町村合併の焼印

市町村合併を書かれた焼印を製作しました。日本が今、おかれている問題の一つに高齢化による人口減があげられています。又、高齢化だけではなく、都市部への人口流出もあり、地方都市では、人口が減っています。特に生産者人口が減っているのが大きいかもしれません。インターネットの発達や郊外型の大型ショッピングセンターの乱立等により地方都市の中小商店は激減しており、そのために産業の空洞化が加速して、若者の働く場所がなくなり、地方から都市へ人口流出が続いているのは、ある意味、人口構造の返還期にあるのかもしれません。結局は、若者が出ていき高齢者の割合が増える事で自治体の運営も厳しくなり、その解決策として市町村の合併も起きてきています。只、市町村合併をしたところで、財政規模は多くなるかもしれませんが、管轄地域が広がり、合併による合理化の予定がかえって財政を圧迫する事態になっている自治体もありますので、単純に市町村合併をするのは、一時的なカンフル剤にしかなりませんので、もっと根本的な解決法を見つけないと同じ事になってしまいます。そんな中、地場産業を持ち財政基盤が安定している地方自治体では地場産業をグローバル化して、地元に人材を集める為の施策を行っており、住宅の無償化や色々な子育て支援を行い若い世代を街に呼び込む製作をしています。私の住む小樽市でも、老齢者人口の割合が増加して、生産者人口は減少しています。又、地場産業の基盤が弱いので自治体の運営も大変なようです。その上に、インフラの老朽化で対策の為に多額の費用が掛かるという事で解決策がない状態になっています。この前、友人と話していたら、どうすればいいかという話になり、一番よいのは、人口を中心部に集中して、中心部のインフラの更新を行い、中心部以外のインフラ整備は後にしてその分、市民税の全額等の対策を考える事でないかという話になりました。こんな話が出るほど、地方の自治体は追い詰めれているようです。

市町村合併の焼印
市町村合併の焼印画像

上の写真は市町村合併と書かれた焼印を木の板に試し押しした時の画像です。大きさは、画像からわかるように幅30ミリで、80W電気ごて仕様で製作しました。