京(kei)?の焼印

keiという文字の焼印を製作しました。keiと聞いて最初に思ったのが、日本のスーパーコンピュータ京の事でした。京に関しては誰もがご存知と思いますが日本が世界に誇るスパコンで、その計算回数の位から京と名付けられた程の性能です。その後、スパコンランキングでは、中国に負けましたが、中国のスパコンは、只、cpuを大量に取り付けただけで、確かに演算処理は、cpuの多さにものを言わせ早いのですが、大量の電力を必要として一説には、水力発電所1か所位の電力が必要で、おまけに活用するソフトもないので、只のスピード競争で勝つためのスパコンのようです。その点でも日本の京は、気象予報システムや新素材の発見のために実際に使われています。数年前までは、コンピュータの性能向上はすごかったですね。私が最初に使ったMZ-1500というシャープのパソコンは、今では電卓にも及ばない存在になっています。そんなコンピュータの性能向上ですが今ではすこし鈍化しているような気がします。回路の線幅を細くする限界まで来ているので、性能を著しく上げるためには、量子コンピュータの出現を待つしかないでしょう。焼印の線の太さも鋳造の場合0.5ミリ位で、それ以上細くするには、放電加工機で削り出すしかなくなります。脱線したので、話を少し戻します。民主党時代の事業仕分けで、蓮舫議員が、京に関する予算で「1位ではなく2位ではいけないのか?」という話をしたことがありましたね。なにも本筋がわかっていないようで、順位の問題ではなく、世界競争で先進技術の優位性を保つために必要な予算で、長い目で見れば後で何倍にもなって戻ってくることがわからなかったのでしょうか?それなら議員の定数を減らした方がよほど役にたつと思いますが。

kei焼印
keiの焼印画像

写真はkei(京?)の焼印をベニア板に試し押しした時の画像です。小さな焼印で幅15ミリ程で、80W電気ごて仕様で作りました。