歯医者さんの焼印

小林デンタルクリニックという歯医者さんの焼印を製作しました。実は、歯医者さんで治療に使う歯は、メタルアートと同じくロストワック法で鋳造されて作られいます。でも殆どは、歯医者さんが作るのではなく、歯医者さんは、患者の歯形をとり、それを歯科技工士という職業の方が製作しています。勿論、歯医者さんも歯科鋳造の事は知っていますので、ある歯医者さんと鋳造の話で盛り上がったことがあります。歯科技工士は国家資格で、私の妹も歯科技工士の資格を専門学校に通い取りました。その時に実習で使ったバーナー等の道具を譲り受け私が使っています。ロストワックス鋳造で私が使っているスパチュラー等の工具は、歯科技工士の道具を販売している店から買っています。只、鋳造機や電気炉というような道具は、歯科技工士用は小さな歯を作る事を前提になっていますので、宝飾用の少し大きな鋳造機、電気炉を用いています。歯医者さんと言えば歯医者さんで、お客様の歯形をとるための材料を別の理由で使っていたことがあります。前にメタルアートで100日記念手形「ひろっ手くん」という商品を出した事があります。ひろっ手くんは、子供の100日記念に歯医者さんが使う型取り剤と同等の素材を使い立体の手形をとって、銅合金で鋳造した物で、札幌と小樽市内の写真館と共同で販売していました。北海道新聞にも取り上げられましたが、あまり売れずに3年程で中止にしました。又、小樽の国体の時に、体育協会にお金を払ってまで製作した記念メダルも売れ残りが結構ありますので、そのうちにオークションででも販売しようと思います。このように今まで、販売して売れなくて中止した商品や企画が沢山ありますので、そのうちに特集でも組んでみたいと思います。

歯医者さんの焼印
丸い歯医者さんの焼印

上の写真は、小林デンタルクリニック様の焼印の試し押し画像です。丸い形のしゃれが効いた焼印で、中央の鹿は歯科にかけています。その鹿の上に載っているのは奥歯のキャラクターで、わかりやすい用にひらがなで「はいしゃ」と表記されています。大きさは40ミリ丸で、電熱式をご希望でしたので150W電気ごて仕様で作りました。