不思議なデザインの焼印

吉田さんという方より不思議な菱形で構成されたデザインの焼印製作を依頼されました。又同時に単独での菱形の焼印も作りました。元々、文字の発祥は、物の形が元になり発展してきました。日本の漢字も山が連なっている様子から山という文字になったり、人が立ち上がって手を伸ばしている姿から人という漢字ができたように象形文字由来のものが沢山あります。小学校で習う漢字も象形文字由来のものが多く、小学1年で習う漢字39文字(雨、火等)、小学2年が48文字(羽、心等)、小学3年が25文字(宮、豆等)、小学4年が26文字(衣、士等)、小学5年が12文字(久、舌等)、小学6年が15文字(革、干等)と小学校だけで165文字にもなります。又、象形文字で有名なものは、古代エジプトのヒエログリフですが、テレビの冒険番組や映画の一場面でよく出てくるので皆さんご承知だと思いますが、鳥や蛇の形やフンコロガシという甲虫の形をしたもの、建物の形や目の形等神秘的な雰囲気があり、今では、護符として使われたり、アクセサリーや置物のデザインにも使われるようになっています。

左の写真は菱形で構成された不思議なデザインの焼印の試し押し画像です。何を表しているかお客様にお聞きしませんでしたのでわかりませんが、何かの文字を表しているように見えます。大きさは、幅53ミリ×高さ20ミリで100W電気ゴテ仕様で作りました。右の写真は、菱形のデザインで単独1個作った物です。同時のご注文でしたので、左のデザインと関係があるものと思います。大きさは幅30ミリ×高さ10ミリで80W電気ゴテをつけました。