飲食関係の焼印

お菓子屋さんやカフェ、お寿司屋さん等の飲食関係の方の焼印も結構多く作ります。直接、食品に押す焼印としてではなく、コースターやまな板、お箸等に押す焼印の方が多いと思います。今回はあまり入れませんでしたが、お菓子屋さんでも、和菓子屋さんの場合は、圧倒的にどら焼に押す焼印の割合が高く、食材以外に押すことは殆どありません。又、和菓子屋さんの場合、焼印を押す専門の職人さんがいる事が多いので、直火式焼印で先端を90度曲げた仕様が殆どになります。

バー、居酒屋の焼印

居酒屋さんが焼印を使うのはご承知の通りだと思いますが、バーでもコースター等に押す焼印の注文が結構あります。焼印の仕様にも特徴があり、居酒屋さんは直火式焼印の方が多いようですが、逆にバーからの注文の場合、電気ごて式の方が多いのも、居酒屋の場合、焼き物等を調理するので生火を使うことからだと思います。

バーの焼印の画像と解説

左の写真は札幌にあるバーの焼印です。木に試し押ししています。開店予定のお店でしたので、一緒にお店の看板も作らせて頂きました。中央の写真は、ダーツバーと呼ばれるお店の焼印で、左上にデザインされているのがダーツの矢です。私はまだ行った事はありませんがいずれダーツバーにはいってみたいと思っています。右の写真はみさきとう名前のお店の焼印で多分ママさんの名前がみさきというのではと想像しています。

左の写真はバーウエストバレイの焼印を板に試し押しした画像です。明朝系の書体のシンプルな焼印です。真ん中の写真はサックスのデザインを使っていますのでジャズバーだと思います。この画像は厚紙に押しています。右の焼印画像も紙に押したものです、左側にあるのは生ビールを注ぐ部分(名前しりません)だと思います。暑い時期になると生ビールが美味しいですね。

居酒屋の焼印画像と解説

バーの場合とは違い、どこか大衆的なデザインになっているような気がします。

左はくさち様の焼印を木に押した画像です。大衆酒場という雰囲気がしてとても好きです。中央は、2件のお店が一緒になった焼印で、、紙に押しています。この焼印、名刺用に作っており、左に北海道の地図と札幌に位置が示してあり、右に2件のお店と電話番号とホームページのURLが書かれています。右の画像は、串焼きのお店の焼印を紙に押した画像です。一目で串焼き店だとわかるデザインです。

左の写真は八十吉様の焼印を紙に押した画像です。Face Bookでも探せるようになっています。中央の「焼や」の画像はすぐに焼きもの屋さんだとわかりますね。右の写真は、丸い小さな焼印を紙に押した画像で、徳利とおちょこが描かれていますので、ピンとくると思います。杉の割り箸に押す為に作ったもので40W電気ごて仕様での製作です。

カフェの焼印

コーヒーを飲む所がカフェでしょうか?カフェという言葉をよく使いますが本当はどのような意味だと思いますか。コーヒーや紅茶等だけでなく食べ物を提供していてもカフェと呼ぶので、日本でいう軽食付きの喫茶店というのが一番近い雰囲気なのでしょうね。

カフェの焼印画像と解説

左の写真はカフェサロンの焼印を木に押した画像です、渦巻きのデザインはコーヒーにミルクを入れた渦でしょうか。次の画像はロッタというカフェの焼印のものですが、フォークのデザインなので、食事もできるのでしょうね。右の焼印画像は、ストレートにコーヒーの画像なのでわかりやすいですね。

お茶を表す焼印を木の板に押した画像です。中央の写真の焼印はお洒落な感じがするイタリア語と思われる文章が書かれています。残念ながら私には読めません。右の写真は、厚紙に焼印を押したもので、デザイン的にはシンプルで押しやすいと思います。カフェとギャラリーを併設して営業しているお店も多いようです。

左の写真は猫の顔がデザインされたカフェの焼印を紙に押した画像です。中央の写真は、2重枠になった重々しいデザインの焼印でカフェとキッチンを併用しているお店です。右のカフェの焼印画像は、近代的な感じのするデザインで一見してカフェとはわからないでしょうね。

パン屋、寿司屋の焼印

パン屋さんやお寿司屋さんの焼印も作ります。パン屋さんは、食パン等の比較的平らな部分があるパンに押します。菓子パンの場合、表面に砂糖やチョコレートがかかっているものは向きません。お寿司屋さんの場合、卵焼に押す焼印が殆どになります。

パン屋、寿司屋の焼印画像と解説

パン焼印1
パン焼印1の画像

上の左の画像は、石窯焼きのパン屋さんの焼印で、石窯からパンを取り出す様子をデザインしています。中央は、足跡のロゴに平仮名の文字の焼印で幅25ミリの大きさです。右の画像は、桜の花をアウトライン化した焼印で幅40ミリの直火式仕様です。

パン焼印2
パン焼印2の画像

左の画像は、「ニセコ」という文字だけの焼印でバケットに使うとの事です。中央は、楕円形の枠付きで直火式焼印で柄を真っすぐな仕様で作りました。右の画像は、犬が鼻先にフランスパンを載せているデザインでこの焼印も直火式仕様です。

左の画像は、さかえ寿司様の焼印を紙に試し押しした画像です。直火式で少し温めすぎた為に周りが変色しています。中央は鮎寿司様の焼印を木に押した画像です。鮎寿司様は鮎専門の寿司屋さんで、焼印は、折りに使います。右は黒潮寿司様の焼印を紙に押した画像です。この焼印は卵焼きに使います。

左は山下様という方の焼印を紙に押した画像です。中央はわかりやすい寿司という文字だけの焼印です。この焼印は別の焼印と組み合わせて使う為に製作しました。右は、寿司のキャラクターの焼印です。海老のお寿司だと思います。

その他の食の焼印

お蕎麦屋さんやラーメン店等の他のお店屋さんの焼印をランダムに紹介します。

その他の食の焼印画像と解説

左の画像は、蕎麦屋さんの焼印を木に押したものです。勘亭流のような江戸文字っぽい書体です。真ん中の画像はドーナツに押す為に作った焼印でその為に円周上に文字を配置しています。右はラーメン屋さんの焼印です。面と麺をかけている所が面白いと思います。

左は札幌どら焼の焼印を杉の板に押した画像です。どら焼きは焼印と相性が良く綺麗に押せる素材です。中央は、発寒どら焼きの焼印を紙に押したものです。外側の丸い枠もわざと歪に作っています。右は、とうまんの押す焼印を木に押したものです。とうまんは札幌の冨士屋さんが販売している小さな白あんのお饅頭っですが、とても美味しいです。札幌のお店を除いてみるととうまんを自動で焼く機械があり、自動で焼印まで押してくれます。是非一度見た方が良いと思います。

左は見た目の通りの洋食屋さんです。なにかお腹がすいてきたような気がします。真ん中の画像は、きたキッチンというお店の焼印を木に押した画像です。右の画像は見ただけで和食屋さんをイメージさせてくれます。

左はヨガと食べ物のお店の焼印です。体に良い食物が出てきそうですね。食の安全は一番大切ですね。知らないうちに遺伝子組替食品を口に入れているかもしれません。右の写真はスイーツ屋さんの焼印を紙に押した画像です。昔はケーキ屋さんという呼び方でしたが、何時からかスイーツと呼ばれるようになったのでしょうか?