動物の焼印

動物のデザインの焼印

可愛い猫や犬のような動物や怖いワニやライオンのような動物、昆虫や魚、蛙や鳥、亀といったそうな色々な動物をデザインした焼印もあります。ペットショップや動物園で使用したり、個人で趣味で使う等用途も様々です。幾つかの動物の焼印を紹介いたします。

ヤギ、牛、馬、豚の仲間等の焼印

一般的に家畜と言われる動物の焼印について紹介いたします。可愛らしくデフォルメしたものや生しい実物に近いデザイン等色々あります。同じ動物でもデザイン次第で色々と変わってきますので、どうかご覧下さい。

上の写真は、左からヤギの焼印です。角がヤギの特徴をよく表しています。線画と塗りだけで出来た可愛らしい焼印です。左から2番目はバッファローの頭蓋骨のデザインの焼印です。見るものに強いインパクトを与えます。見た感じ、アメリカの西部開拓時代を思い浮かべます。右から2番目は、塗りつぶしの豚の焼印で、豚の周りを柔らかい感じの丸文字で囲んでいます。右も豚のデザインですが線画で表されていて、シンプルで可愛らしい焼印です。

左は、丸い線を基調にしたロバの可愛らしい焼印です。左から2番目は、革に押した真ん中にヤギのロゴのある焼印です。目の部分が黒く、ちょっと見た目には怖い感じがします。右から2番目は、ブタの線画の焼印です。少し痩せた子豚のように見えます。口元と尻尾で豚とわかります。一番右は牛の線画の焼印ですが、背中の部分だけ太い線で表していて力強さを感じます。

上の写真で左はヤギの黒塗りの影絵のような焼印です。可愛らしいシルエットで子ヤギのように見えます。左から2番目は、躍動感溢れる馬の焼印で、走っている姿を影絵にして表しています。右から2番目は羊のデザインで、線画として作りました。まるまるとした柔らかそうな羊の質感が伝わってくるようです。右は豚の黒塗りのデザインですが、太った体にそぐわない小さな尻尾がアクセントになっています。

上の左は、鹿の輪郭を塗りつぶしにした焼印です。構図とデザインがうまいので可愛い鹿だと認識できます。左から2番目は駆け抜ける馬をシルエットにした焼印です。上の端に2014と年号をいれて記念品に押すために作られたものです。
右から2番目は鹿(カリブー)を塗るつぶしでいれた鞄屋さんの焼印です。大地をカリブーが歩く姿をロゴマークとして使っています。右の写真は、牛をロゴマークとしているハンバーガー屋さんの焼印です。サングラスをかけ腕を組んでいる牛の姿が面白い焼印です。

左は、ヤギの頭部の焼印ですが、輪郭がなく、角と耳、目、口、顎部分だけでよく特徴を表しているセンスのあるデザインです。左から2番目は夢を食べる動物と言われるバクの10ミリ程の小さな焼印です。背中部分を白抜きにすることで印象が深くなります。右から2番目は、30ミリ程の小さなバッファローの角をロゴにした焼印です。革に試し押ししていますので綺麗にでています。一番右側は、蝦夷鹿をロゴにした焼印です。印面自体は60ミリ角で大きなものですが、細かな細い文字の書体でしたので作るのは大変でした。

水辺の動物の焼印

水のある所にも沢山の動物がいます。 魚や蛙のような両生類やワニ、亀等
製作した焼印の中から水辺に関する動物を集めてみました。魚を動物と言うのに疑問を持つ人もいるかもしれませんが、分類上、動物と判断しました。

魚類の焼印

水に住む生き物といえば魚を思い出す人も多い事と思います。海に住む魚、川などの淡水に棲む魚色々ありますね。

左は串に刺した2匹の魚の焼印です。想像ですが、囲炉裏の中で焼かれている魚の姿だと思います。シンプルですが、よく表現できているデザインだと思います。左から2番目はカニの焼印です。リアルにできていて印刷した物のようです。カニの種類は伺いませんでしたが、ワタリガニではないかと想像します。
右から2番目は、ヒラメのデザインです。ヒラメは、デザインがしやすいと思います。線画ですが特徴をよくつかんでいます。一番右は、魚をロゴにした焼印ですが、商品名にキンキのいずしと書かれていますので、魚はキンキだと思います。高級魚のキンキを使ったいずしは大変美味しいいずしです。高くて手はでませんが?

上の左は、影絵のような黒塗りのサーモンに白抜きで文字をいれた焼印です。革に試し押しした物です。左から2番目は、2匹に魚が回わるように泳いでいる焼印ですが、魚の種類は不明です。2匹が回るように泳いでいる姿から、多分、鯉ではないかと思います。右から2番目はタイの焼印です。魚の名前は聞きませんでしたが文字部分に「めでたい」と書かれていましたので、タイではないかと思います。この焼印、6ミリの深彫で作りましたので、厚紙に押しても綺麗に線が出ています。一番右の魚も不明です。料理屋さんの焼印なので、多分、タイではないかと思います。写真を写すときに少しピンボケになってしまいました。

その他の水辺の動物焼印

魚以外の水辺に住んでいる動物の焼印を集めてみました。海や川や沼地等に棲む生き物たちです。

上の左は、トカゲの焼印です。細い線でトカゲを表して、左下に落款を入れています。左から2番目もトカゲですが、今度は黒いシルエットのようなデザインです。実は、この2つ、トカゲかカナチョロかわかりませんでした。少し調べてみましたので書きます。カナチョロは、一般にカナヘビと言われるもので、カナの意味は小さくて可愛らしいという意味だそうです。するとカナチョロ=カナヘビ=小さくて可愛らしいヘビということになりますが、学術上はヘビではなくトカゲの仲間になるそうです。トカゲは、有隣目トカゲ亜目に分類されており、カナチョロ(カナヘビ)は、トカゲ亜目トカゲ下目カナヘビ科になるそうで、要するにトカゲの子分がカナチョロになります?
右から2番目は、巻貝の断面をロゴマークにしたガラス屋さんの焼印です。綺麗な幾何学的デザインですね。右は亀の焼印です。これは、一目でわかりますね。

左はワニの可愛らしい焼印です。線画で書かれていて頭に花を載せていますので多分ワニ子でしょうね。左から2番目は、亀の親子の焼印です。少し震えたような線で亀を書いています。15ミリ程の小さな焼印になります。右から2番目は蛙の焼印になります。一見したところ、よくわかりませんが、よくよく見ると蛙です。細い線で描かれていて、上の部分の文字の線も細いが特徴的です。
一番右はサンゴの焼印です。木と間違いそうですがサンゴです。サンゴも水棲生物なので載せてみました。

鳥の焼印

鳥をデザインにした焼印も多い方です。かわいい小鳥から、猛禽、フクロウ、鳩と様々です。会社のロゴに鳥をモチーフにした物も結構あります。

上の左は、アヒルをモチーフにした焼印の画像でsy。細い線で全て表していますのでペン画のようなシャープな感じがします。左から2番目は、文鳥をロゴマークにした会社の焼印です。書体も独特な書体でハイカラなデザインです。
右から2つ目は、マンガチックなデザインのにわとりの焼印です。太めの線で描くことで可愛らしい感じがします。右はデフォルメされた鴨の焼印です。実際の鴨とは変わりすぎていて一見、なんの鳥かわかりません。

左は、太い線で書き表した鳩の焼印です。20ミリ程の小さな焼印で40W電気ゴテ仕様で製作しました。左から2番目と3番目は、同じデザインの鳥を左右反転させて1組の焼印にしたものです。鳥の種類はわかりませんが、多分アヒルではないかと推測します。2番目は、革に試し押ししたもので、3番目は、シナベニアに試し押しをしました。一番右は、ワシをイメージした焼印です。どこか中南米あたりの感じがするデザインです。革に試し押ししてみました。

左は、鳥だとわかるのですが種類まではわからない鳥の焼印です。幾何学てきな面白さがあります。左から2番目は、ふくろうと音符を中心に配置した焼印です。見た通りに下の部分にもロゴと文字が入っていて大きさ80ミリの大きなものです。300Wの大型電気ゴテ仕様です。右から2番目は、鳩を丸くふくよかにしてダルマのようなデザインにした焼印で、ハトダルマと胸の部分に書かれています。右の写真はふくろうを可愛らしくしてロゴにした円形の焼印です。文字を周りに配置してあり、形状が丸いので、見た目より押しやすく綺麗に押せます。

左はひばりをデザインにした丸い形の焼印です。頭の部分の毛が逆だっている様子からひばりを表しています。左から2番目はウミガラスの焼印です。ウミガラスはオロロン鳥とも言われ、鳴き声がオロロン、オロロ-ンと聞こえるそうです。北海道の天売島に生息する絶滅危惧種で、今ではかなり数が減っているそうです。右から2番目は、ふくろうですが、ロゴマークにする為にデザイン化されていて、もののけ姫に出てきそうな感じになっています。それと対照的に右のふくろうは可愛らしいデザインになっています。

猫の焼印

猫の焼印も近頃の猫カフェの影響からか、結構注文があります。どちらかといえば可愛らしくデザインされた猫が多く、サイズも小さめのものが多いようです。

左は、横を向いた猫のシルエットの焼印で、線の太さを変えることで立体感をだしています。左から2番目は対馬山猫の顔をデザイン化した焼印で対馬ひのきの宣伝用のものです。ご存知のとおり対馬山猫は絶滅危惧種で、生息地での土地開発や家猫からの伝染病、車による交通事故等で近年減少が危惧されています。
オデコの立シマが特徴的です。右から2番目と3番目は、同じお客様からの注文で猫がロゴマークになっています。片方は、りゅうざぶ工房を店の名前が入っておりもう一方は丸アールが入っていますがこのマークには、りゅうざぶ工房の頭文字のRを兼ねています。

左は、居酒屋ゆきのすけ様の焼印で、猫が魚を咥え、徳利を持っている面白いデザインのものです。左から2番目の猫も変わっていて、両手でハートを抱え込んで、尻尾でスコップを持っています。どのような意味があるかは聞き忘れたのでわかりません。右から2番目は子猫が立ち上がって威嚇している様子を表しています。一番右は、猫カフェの焼印でねこまんまカフェといいます。可愛らしい子猫のデザインを使っています。私自身は、どちらかと言いますと犬派で昔から猫はあまり好きではありませんが、かわいいデザインであればなんでもOKです。

昆虫の焼印

昆虫といえば、花形は蝶でしょうね。ちょっとグロテスクな蜘蛛やムカデなんかもありますが?案外、昆虫をデザインに取り入れた焼印はすくなく、人気がないのでしょうか?それとも、各個人が思い描くイメージ的に向かないのでしょうか?真相はわかりません。 個人的にはクワガタやカブト虫の焼印なんかかっこいいように思いますが。

左はカタツムリの焼印です、カタツムリは昆虫?調べてみますと、正確な分類はされていないようで、甲羅をもっている物は、巻貝の仲間に分類するのが一般的だそうです。写真の物はカタツムリの甲羅が文字のGを表しています。左から2番目はアゲハ蝶の焼印です。華麗でいいですね。サイズも70ミリ角と大きなもので、300W電気ゴテ仕様で作りました。右から2番目は蜂の小さなデザインの焼印です。15ミリ程の小さいものですが飛んでいる様子が伝わってきます。一番右はムカデの焼印です。私的には、グロテスクなイメージを思い出してしまいます。

上の左は、蜘蛛をデフォルメした焼印です。デザイン的にみてグロテスクな感じはしません。只、近頃マダニによるウイルス感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のニュースを見ますので、蜘蛛ではなくマダニに見えてしまうのは、私だけでしょうか?左から2番目は、とんぼの飛んでいる様子の焼印です。
右から2番目はミツバチの焼印です。養蜂場なのでミツバチのマークを使っていますが、蜂の特徴を表した優れたデザインだと思います。文字の一部分だけ下にずらしているのも流石だと思います。一番右は、30ミリ程の蝶の焼印です。アゲハ蝶だとわかる羽紋で、小さくてもしっかりしたデザインのものです。

その他の動物の焼印

焼印をして製作する機会の少ない少数派の動物を集めてみました。中には、人気がありそうな動物もありますが、作る機会少ないのは残念な事です。

うさぎ、猿の焼印

うさぎの焼印も、思うほどに注文がない動物のデザインの一つです。簡単に出来そうで、可愛く作り易いのですが、何故か数は少ないのが、現状です。猿も同じような部類で、製作数は多くありません。

左は、お尻を向けている猿の焼印です。珍しい2重枠で、私には、猿が逃げだそうとしているように見えますが、皆様にはどう見えますか?左から2番目は、少し生意気っぽい顔をした猿の焼印です。孫悟空のようにも見えますね。
右から2番目は、端にうさぎをデザインした四角い焼印です。枠の細い波線と、英字、真ん中にうさぎと大きく描かれているのが、特徴的です。右の焼印は、うさぎが飛び跳ねている様子のデザインです。筋肉質のうさぎが素早く跳ねている様子が伝わってきます。

左の写真は忍び足で立ち去っていくうさぎの焼印です。文字の書体とうさぎの様子が面白いデザインです。変わって左から2番目は、可愛く丸まったうさぎの焼印です。右から2番目は、立ち上がって笑っているうさぎの焼印です。右の写真は、80ミリの大きなうさぎの焼印です。デザイン的にはシンプルですが、可愛らしさが伝わってきます。

熊や象の焼印

近頃、都市部にも出没してニュースになっている熊の焼印と、サーカスでの人気者で、神様の使いとも言われる象についての焼印を紹介いたします。

左は、親子の熊の焼印で親熊が頭の上に小熊を載せているデザインです。可愛いですね。左から2番目は、70ミリの大きな熊の焼印です。ぬくっきー。と文字が入っていますが、温泉にも入っていて、暖かく笑顔がもれている様子でしょうか?右から2番目は、小熊の焼印です。見方によりライオンの子供のようにも見えますが。一番右の焼印は、色々と訴えかけるデザインです。右端に小さな星が出ていますので、夜なのでしょうか?、又、口には北海道を咥えていますので、北海道に生息しているヒグマでしょうね。観光看板にも使えそうなデザインです。

左は、シロクマの焼印です。写真からは、シロクマとはわかりませんが動物園のアイドル的な存在のシロクマの顔をモチーフにして作られました。左から2番目は20ミリ程の小さな象の焼印です。頭のそばにハートの模様がありますが、恋でもしているのでしょうか?右から2番目は、はなまつりの象の丸い焼印です。サーカスに出てくるような装飾をしている象ですね。右側は、30ミリ程の100周年記念の象の焼印です。よく見ますと子象かと思われます。

少数派動物の焼印

作る機会の少ない動物の焼印をまとめてあげてみます。パンダやリス、ライオン等が出てきます。動物的な人気がないわけではなく、単純に使われる機会は少ない動物達だと思います。

左は、親ライオンの焼印です。食品に押すために細い線画にして押しやすいようにしてあります。左から2番目は小さな子ライオンの焼印です。頭のてっぺんの寝癖のようなタテガミが子供ライオンを表しています。右から2番目は、四葉のクローバーを持つリスの焼印です。尻尾部分を白い線で表してワンポイントつけているのが特徴的です。右は、リスをロゴ化して漫画っぽくしたデザインの焼印です。文字数が多いので、周りに文字を配置してあります。

左は、パンダの焼印です。草木を円周上にして丸い形にデザインしています。左から2番目はムササビの焼印で、手足を広げて滑空している様子を表しています。右から2番目は、コウモリが飛んでいる姿の焼印です。一番右はキツネの探検隊長の焼印です。記念行事に使うために製作しました。