ドクロの焼印

お洒落な骸骨(ドクロ)の焼印を作りました。そう言えば先日のニュースで学校の理科室で展示されている人間の骨格標本が本物だったという記事を見ました。一見すると恐ろしいような話ですが、犯罪性のあるものでなければ逆に本物の方が子供たちに見せるには良いかと私は思います。どんなに精巧に作った物でも、所詮、本物には太刀打ちできませんので、本物を見るのが一番でしょう。私が通った小学校の理科室にも骸骨の標本がありました。学校の噂では、夜になると骸骨が一人で歩きだすという話でしたが、私は、作り物だと思っていましたので、もし本物の骸骨だったらと思うとゾクゾクします。今も昔も学校には、怪談じみた話が多いようですね。小学校の夏休みの時に学校で肝試しがありました。勿論、私も参加しましたが、残念ながら幽霊の類いを怖いと思っていませんでしたので、楽しくてしょうがありませんでした。どうして小学生だったのに怖くなかったかと言うと、その頃、私は、昆虫採集をして標本を作る事に拘っていて、蝶や蛾も捕まえて展翅して標本を作っていましたので、夜に懐中電灯と捕虫網、三角缶(とった蝶や蛾の羽を痛めないように三角形に折ったパラフィン紙性の三角紙と呼ばれる紙を入れておく入れ物)をもって人気のない街灯を色々と回っていました。よく墓場の近くのモーテルの街灯に大物(ヤママユ蛾、オオミズアオ)が集まるので、平気で採集に行っていました。今考えるとかなり変わった小学生だったと思います。

ドクロ焼印
ドクロの焼印画像

山高帽をかぶったお洒落な感じのドクロの焼印です。ひょっとしたらドクロでないものをイメージして作ったのかもしれませんね。この焼印、実際には小さなもので高さ26mm×幅20mmほどしかない中に明朝系の細めの書体で14文字の英字を入れているので作るのは大変でした。仕様は100Wの半田ごてに取り付けて電気ごて仕様として製作しました。