ダンスケッチの焼印

皆さんはダンスケッチという言葉を聞いた事がありますか?私は初めはわかりませんでしたので調べて見ましたら人間の姿をスケッチ状に描いて、動きや踊りをつけて表したアートの事を言うそうです。一見、難しそうに聞こえますが、簡単に言えば今のパラパラ漫画にダンスの要素が加わったような感じです。最近ではタレントさんのパラパラ漫画が有名でユーチューブ上で何十万回も再生されているものもありますね。あれは、静止状態の絵を何百枚と書いてコマ送りにして作っているそうですが手間のかかる大変な作業だと思います。そんなパラパラ漫画の元祖は昔懐かしい紙芝居だったのではないでしょうか?私も小さい頃、家のそばの広場に紙芝居屋さんがきて見た事があります。当時は、黄金バットや少年探偵団の紙芝居をやっていました。又、紙芝居屋さんと同時にドンキビ屋さんも来ていてお互いの相乗効果で人を集めていたと思います。ドンキビを知らない人が多いと思うので補足しておきます。ドンキビとは、お米を使ったお菓子で、圧力釜を使い最後の段階で圧力釜の蓋を一度に開けて大きなドンという音を立てて作るお菓子でその音を聞いて子供たちが集まってきました。シンプルなお菓子で私も大好きでした。今では近所迷惑になり苦情もでそうな製法なので聞くこともなくなりましたが懐かしい子供の頃の思い出です。いまでも同じようなお菓子が駄菓子屋さんで売っていますが、あの独特な製法に人気があったと思いますので製品をお菓子として販売しても他の競合するお菓子には勝てないと思います。

ダンスケッチ焼印
ダンスケッチの焼印画像

写真は、出来上がったダンスケッチの焼印を厚紙に押した時の画像です。この焼印の大きさは、幅50ミリ×高さ10ミリで電熱式の焼印をご希望でしたので150Wの半田ごてに取り付けて製作しました。ダンスケッチについて調べてみると、白黒の線画で書かれ集団で舞い踊って表現しているものから、カラーで綺麗に色付けされて絵画のような印象を受けるものから、実際に子供達が踊って表現している写真まで色々なバージョンがありました。又動画も沢山出ていましたので興味のある方は調べてみたらよいと思います。今回、製作しましたダンスケッチの焼印の場合には、一般的なフォントを使ったものでなく、デザインされた文字をパス形式のファイルで入稿して頂いたものからの製作になりました。