おでん?の焼印

おでんが串にささっているようなデザインの焼印を製作しました。秋になり寒くなってくるとおでんの美味しい時期になります。今は便利になり、コンビニに行けば美味しいおでんが売っていて手軽に食べることが出来ます。コンビニのおでん、製法に結構こだわりがあるようで、出汁もきいていて美味しいのでつい買ってしまいます。私の住んでいる地区ではおでんというと割箸にこんにゃくや蒲鉾等を差した状態のもので、味噌をつけて食べるものでしたが(田楽という呼び方をしている地方もあり、味噌田楽といわれているものにあたるそうです。)、コンビニのおでんは煮込んである煮物風のものですので最初は違和感がありました。おでんは田楽に女房詞の接頭語の「お」をつけたものがおでんになったとの事ですので田楽もおでんも同じ物になります。室町時代にできた最初のおでんは味噌を塗って焼く豆腐田楽だったそうで、それがコンニャクや蒲鉾等を加え味噌を塗って焼く「焼き田楽」になり、江戸時代になると串さしのコンニャクを煮込んだ煮込み田楽が出てきたそうです。関西では、おでんと言えば焼き田楽を差す為に、区別するために「関東炊き」といってるようです。

おでん?焼印
おでんのような焼印

上の写真は出来上がったおでんのような焼印を厚紙に押した時の画像です三角、丸、四角が積み重なっておでんのように感じました。おでんの時期のなりますとコンニャクや蒲鉾等のおでんのタネに押す焼印の製作も多くなります。真っ白いはんぺんも焼印が映える素材です。

顔?の焼印

少し離れてみると昔テレビコマーシャルで出ていたカールおじさんの顔のような焼印を作りました。初めてカールのチーズ味を食べた時は美味しいのでビックリしましたが、口が肥えてのでしょうか今は普通の味としか感じなくなりました。日本が豊かになり、美味しい物が増えたせいなのかもしれませんが、昔ほど、美味しいと思えるものが減ったような感じがします。そう言えばカールも今では東日本での販売は中止されており、四国工場でのみ生産され、西日本でしか売っていないそうです。販売から50年もたつ人気商品でしたが、販売当初の1/3まで、売り上が減少したので限定販売になったようです。北海道ではもう食べられないのでしょうか?残念です。顔についてですが、最近は顔認証システムの発展と防災意識の高まりから各地で顔認証システムの運行が行われているそうです。顔認証といえば外せないのは中国の事で、中国は今や世界一の監視カメラ大国でその監視カメラに顔認証システムを加えて国民の監視を行っているようです。名目上は犯罪者の監視に使っていると言っていますが本当は、国内での暴動や紛争を防ぐために国民を監視しているというのが大半の意見のようです。又、顔認証だけではなく、中国では全国民にランク付けが行われおり、ランクの低い人は銀行からお金を借りる事もできず、又、他の地域に行くことも出来ない状況に追い込まれるそうです。超監視社会そのものですね。そのうちに、顔認証とAIが融合され日本も監視社会になるのでしょうか?科学技術は人々の生活を豊かにしますが、使い方と使う人間によっては、人類を不幸に招く結果になるかもしれません。

顔のような焼印
顔のような焼印画像

写真は出来上がった顔のような焼印を木の板に押した時の画像です線を組み合わせたデザインの焼印ですが私には顔のように見えました。ある研究によると人は目に入ってきた光の情報をそのまま見ているのではなく、脳内のフィルターにより排除される情報があったり、今までの記憶にある情報に置き換えられる事もあるそうですので、見たものを100%信用してはいけないのかもしれませんね。
この焼印の大きさは高さ14ミリ×幅13ミリで80Wの半田ごてに取り付けて製作しました。

焼印宣伝板

焼印をDIYショップ等で置いてもらおうとして焼印宣伝板を作った事があります。直火式焼印と電気ごて式焼印、それと焼印を木の板におした物を集めて一枚の宣伝用ボードを作り、パンフレットも製作して、お店においてもらおうと思い営業をかけました。DIYブームの時期で、人の集まるDIY関係の店の店頭に置いてもらえれば注文が入るのではと考えて実行しました。私の住んでいる小樽市は人口が少なく市場的な魅力に欠けると思いお隣の札幌圏で何件か置いてもらう事が決まり実際に実行しました。 結果は散々で、4か所のDIY関係のお店がご協力してくれましたが(東急ハンズ札幌様にも置いていました。)問い合わせが何件かあっただけで、製作までいきませんでした。なくなく1年程で撤収していまでは、メタルアートの工房内に飾っています。焼印というのがマイナーな商品で一般の人には全然なじみがないのに、一般向けで売ろうと考えたのが間違いだったようです。当時はまだインターネットも一部の人しか使っていない頃でしたので有効な宣伝手段だと思い力をいれましたが残念な結果に終わってしまいました。過去にデパートの物産展や工業品のイベント等にも挑戦した時期があり、それでも1回の展示会で製作まで結びついたのは数本程度でしたので、コスト的に合わずにやめてしまいました。只、その中から今もお付き合いのあるお客様がいらっしゃいますので、長い目でみれば良かったのかもそれません。

展示用焼印
展示用に作った焼印板

上の写真はマグネット効果を期待して製作しました焼印展示用の板です。結構苦労して作りましたがあまり効果がないままです。もう少しインパクトのあるデザインでしたら効果があったかもしれませんが、自分で手製で作るとこんなもんなんでしょうね。

文明の焼印

漢字で「文明」とデザインされた焼印を作りました。文明と言えば、エジプト文明やメソポタミヤ文明等の古代文明を思い出しますがはたして、それは古代文明なのでしょうか?私たちは人類の歴史についても文字が発達する前についてはよく知らないと思いますが、もっと以前から文明が続いていたのではないでしょうか?。ムー大陸の話やアトランシス大陸の話等の言い伝えだけでなく、文明が存在してないとされる時代の地層から、完成度の高い遺物が出てくる事はよくある事で、私たちが知らないだけで、以前から高度な技術を持った文明が存在していて天変地異や彗星衝突等で滅んでいたのではと唱える学者も沢山います。私は今の世界の様子をみていてそう感じました。今、世界では異常気象や太陽の黒点の異常等で何かが変わってきているような気がします。人類が地球環境を破壊しているのは事実ですし、年々、住みにくい環境になっているとも思います。丁度、人の体ががん細胞に侵されているように、地球全体が、人類というがん細胞に侵されいるように感じるのは私だけでしょうか?このままの状況が進むと近い将来、地球環境が悪化して人類が住めない状況になると思います。人間のサガとして生活の向上を求めて発展してきているのでしょうが、それが仇になり人類を絶滅に追いやっているのかもしれません。もしかして今までの地球の歴史もそのように繰り返されてきいて、その名残が伝説の中に残っていたり、オーパーツとして残されているような気がします。

文明焼印
文明焼印の画像

写真は、文明という焼印を木の板に押した時の画像です。大きさは、高さ30ミリで100W電気ごて仕様で製作しました。焼印も文明の変化にさらされているのかもしれません。先日、アメリカのサイトでレーザーマーキング機という機械を見つけました。差し詰め未来の焼印といったような機械です、焼印は、印面を加熱して、その熱で物を変色させて印をつけますが、レーザーマーキング機は、焼印に使う電気ごてを少し大きくしたような機械で、パソコン本体に取り付けたデバイスから無線でデータを送り、パソコン上のデザインを手で持ったハンディタイプの機械から放射されるレーザー光線で焼いてマーキングするものです。パソコン上の描かれたデザインや文字を自由に焼付できますし、3本のレーザー光線を同時に照射するので短時間で焼付が可能だと書かれていました。私から見ると印面を持たない焼印のように思われました。焼印業者にとっては恐ろしいライバル出現かもしれません。今の所、機械の価格が高いので、簡単にふっきゅうしないでしょうが、価格が安くなったら焼印業者は廃業に追い込まれるかもしれません。

ICの焼印

ICという英字2文字の焼印を製作しました。ICと聞くと人それぞれに思い浮かべるものがあると思います。私が最初に思い付いたのは、集積回路(Integrated circuit)でしたが、他に車が好きな人であればインタークーラーやインターチェンジ、デザイナーの方であればイメージカラー、科学者であればイオンクロマトグラフィー、鉄道ファンであればインターシティ、天文ファンであればインデックスカタログ(私は元天体ファンなのでわかりますが、説明しておくと、星雲や星団の名前を付けているカタログを見ると、「M」と「NGC」と数字が書かれていると思います。わかりやすい話をするとウルトラマンで出てくるM78星雲というようにです。このMとNGCはそれぞれのカタログの頭文字です。)このように同じ略語でも聞いている人により違う取り方をしてしまう事があります。
近ごろニュース番組でも色々な略語が良く使われるようですが、出来れば一言説明してもらった方が良いのではと思う事があります。最も略語だけではなく、若い人が使う聞きなれない言葉?も説明が欲しい事があります。少しでも、若い人の言葉?がわかるようにと「現在用語の基礎知識」が出版されると新語を探して覚えるようにしていますが、それでも意味の解らない言葉に出会う事があります。それはもう知らない外国語と呼ぶ方がよい言葉もちょくちょくあります。
焼印の注文でもたまに意味の解らない言葉が出てきますが、その時は、お客様に同様な意味が伺ってから焼印を製作するようにしています。

IC焼印
IC焼印の画像

上の写真で出来あがったIC焼印を木の板に試し押しした時の画像です。この焼印の大きさは、幅50ミリ×高さ45ミリで、柄の真っすぐな直火式焼印で製作しました。

砲弾のような焼印

砲弾が左に向かって飛んでいるように見える焼印を作りました。実際は砲弾ではなくアルファベットのDの文字をデザイン化したものです。砲弾に関して話題になっているものにレールガンがあります。レールガンとは、磁気エネルギーを火薬の代わりにして高速で砲弾を打ち出す兵器で、マッハ10以上のスピードで砲弾を撃てるそうです。普通の大砲はライフル銃と同じように銃身内にライフリングと呼ばれる螺旋の溝が彫ってあり、この溝によって砲弾に回転を与えてジャイロ効果を利用して弾道を安定させていますが、レールガンの場合には、摩擦の問題があるので、銃身にライフリングは切られていないそうです。只、レールガンを発射するには大量の電気が必要になる為に小さな戦艦では電気を作る事が出来ないので搭載できないようですが、原子力空母であれば、原子炉で大量の電気を作り出すのでレールガンの搭載も可能だそうです。実用的なレールガンが完成したとは聞いていませんが、近いうちに完成すると思います。日本もレールガンの開発をしており、リニアモーターカーの超電導コイルの技術や世界最高のコンデンサー技術等の関係する技術の蓄積がありますので、日本製のレールガンもそのうち、見る事が出来るかもしれません。最新兵器の世界では、自国でも開発を行い技術蓄積がないとアメリカのような兵器大国から同様の兵器を購入することも出来なそうですので、日本でも開発も必要になってくると思います。日本が今配備を進めているイージスアショアでもレールガンが出来て配備できれば数段能力が上がるので早い完成を望んでいます。ちなみに、ミサイルを迎撃する為の迎撃ミサイルの速度は、早くてもマッハ4位なので、レールガンの配備により各段性能が上がるのはわかりますが、もっと性能を上げる為にレーザーガンの開発も行っているようです。現に飛行機に搭載できるレーザーガンをアメリカはもっているので、そう遠くない未来には、砲弾の代わりにレーザーになるかもしれません。スターウォーズみたいな未来になるのでしょうか?

砲弾のような焼印
砲弾のような焼印画像

上の写真は出来上がった砲弾のようなデザインの焼印を木の板に押した時の画像です。大きさは、幅20ミリで40Wの半田ごてに取り付けて製作しました。
この画像、私のような昭和世代が見ると上の欠けている部分が気になり、この部分が三日月傷のように見えます。三日月傷と言えば、旗本退屈男の早乙女主水之介(さおとめもんどのすけ)ですよね?

ソーシャルの焼印

socialという英字の焼印を作りました。ソーシャル(social)の意味は、社会の、親睦会、社会福祉の、群生する、という意味等があります。親睦会という意味がある事はしりませんでした。親睦会と調べますと、「関係者が集まって仲良くなるという目的をもって話し合いがなされる場」と出ており、同じような意味の懇親会は情報交換をする目的も含まれているので、親睦会の方がより内輪の集まり的な意味があるのかもしれません。私は30代の頃東京でサラリーマンをしていましたが、仕事上の仲間とは別に「歴史研究会」となずけた集まりに加わっていました。別に歴史の研究をするわけではないのですが、仲間内に既婚者の方もいましたので、男同士が集まった会に大義名分がないと怪しまれますので歴史研究会と名乗っていました。活動的には都内のあまり目立たない名所を探して集ったり、温泉地に行って騒いだり、ウナギの名店や美味しいと噂がある料理屋を巡ったりしていました。私は普通のサラリーマンでしたが、中には、自営業の方や大学教授、歌舞伎関係の人、広告代理店に勤める人等色々な人が集まっていました。勿論、利害関係が発生するような話はしませんし、集まる場所が必要でしたので、会費を集め飯田橋に一室を借りて集まっていました。当時は携帯電話はまだない時代だったので、借りた一室に行くと誰かがいるという事自体が楽しい出来事でした。多分、今のSNSで集まるような仲間の関係だったと思います。利害関係を持ち込まなかったのでソーシャルという事が出来ると思います。

ソーシャル焼印
ソーシャル焼印お画像

上の写真は出来あがりましたソーシャルの焼印を木の板に押した時の画像です。ゴシック体の文字の焼印は見やすくて力強さがありますので好きです。この焼印の大きさは、幅35ミリで80W電気ごて仕様で製作しました。

焼酎の焼印

焼酎という文字の焼印を製作しました。焼酎はお酒の一種で一昔前位に焼酎ブームがありました。当時は酒税が安く、価格も安い焼酎が流行りましたがいつのまにか廃れていきましたね。私は、酎ライムが好きでよく飲んでしました。焼酎は分類てきには、蒸留酒になり、二つの分類があり、一つは、連続式蒸留焼酎と単式蒸留焼酎に分けられるそうです。連続式蒸留焼酎とは、廃糖蜜や酒粕等の材料を発酵させ連続式蒸留器という機械で蒸留させて純度の高いエタノールを作りそれに水を加えたもので、税法上はアルコール度数36%未満のもので、低コストで大量生産できるので、リキュールや果樹酒等にも使われています。又、税法上はホワイトリカー(1)と表記されることもあるそうです。又、単式蒸留焼酎は、アルコール度数45%以下で一度の蒸留しか行わない為に原料の風味や旨味が残っているそうです。税法上ではホワイトリカー(2)とも表記されます。又、焼酎の原材料からとった呼び名を使い場合もあり、米焼酎、芋焼酎、麦焼酎、黒糖焼酎、そば焼酎、粟焼酎やジャガイモ焼酎もあります。又、沖縄地方で有名な泡盛も米を原料とした焼酎に分類されているそうです。

左の写真は焼酎焼印の印面部分の画像です。150W電気ごての棒を取り付けてあります。右の写真は、焼酎焼印を木の板に押した時の画像です。この焼印の大きさは、高さ49ミリ×幅23ミリです。今まで薩摩焼酎や芋焼酎という種類名の入った焼印は作りましたが只の焼酎と書かれた焼印は初めてです。今は、あまりお酒を飲む事がありませんが、たまには酎ライムでも飲みたい気分です。