台風被害の焼印

今年は、台風や大雨の被害が多く大変な年になりました。台風は通年であれば偏西風の影響で日本の太平洋側を北上していくコースをとりますが、今年は、逆の南下するコースをとったり、戻ってきたりと迷走しています。太平洋高気圧の勢力が強くて台風の通り道をふさいでいる事が原因の一つですが、日本近海の海水温が上がり、台風の規模も多くなるのも問題ですし、ゲリラ豪雨や竜巻の被害も多くなってきています。地球の温暖化の影響とも言えますが、先日、ある雑誌を読んでいたら中国の環境汚染が影響していると書かれていました。確かに、数年前からの越前クラゲの大発生は、中国の環境問題が原因だと思いますが、日本の異常気象も?と考えつつ読んでいましたら、中国内陸部での砂漠化の影響があるようで、地球は国境とは関係なくつながっている事を改めて感じました。この異常気象は、世界規模で起こっていますので、全世界が協力して原因調査を行い、対策をたて、実行しないとならない時なのでしょう。本来、国際連合の役目なのかもしれませんが、今の国連は只のお飾りで紛争にせよ環境問題にせよ、ただ手をこまねいているのが現状です。戦後に作られた戦勝国ありきの国連は、一度、つぶして、人類の存続の観点から見つめた国際連合を作らないとダメだと思います。

台風被害の焼印
台風被害の焼印画像

上の写真は、台風の被害で倒壊した北海道大学のポプラ並木の木を材料にして、台風被害について後世に伝えるのグッツに押す為に製作しました焼印を木に試し押しした画像です。文字だけの焼印でわかりやすいゴシック体を使いました。
100W電気ごて仕様で作りました。本来、台風の被害の少ない北海道ですが、昨年は道東で大きな被害がありましたし、今年もまだ台風シーズンが続くので警戒が必要だと思います。