絵文字のような焼印

渡里様からのご注文で絵文字のような焼印を製作しました。携帯電話が復旧してから急速に増えだした絵文字ですが、日本独特の文化でしたが、今では世界中に広がっています。日本発信の文化が世界中に広まった例は多く、秋葉原のオタク文化、メイド喫茶もその例です。昔の秋葉原は、電気オタクの街で、無線のパーツやコンデンサー、抵抗等を買い集めた経験がありますが、残念ながら私が東京に住んでいた頃はメイド喫茶はありませんでしたので、まだメイド喫茶に行ったことがありません。冥土喫茶になる前にメイド喫茶にいきたいと思います? 日本の文化が世界ブランドになったものといえば寿司があげられます。海外の人は生の魚介類を食べる習慣がありませんでしたが、来日する外国人が増えることで外国人にも広まり、更に日本食としての海外戦略の結果、世界中どこに行っても寿司にありつくことができるようになりました。また今では、本来の寿司に加えて海外で独自に発展したカリフォルニアロールのような創作寿司も沢山見ることができます。メタルアートでもアメリカのお寿司屋さんから卵焼きに押す焼印の注文をもらったことがあります。このように、日本発の文化が海外で取り入れられるようになったのは、日本人独自の感性や大陸から離れた島国として独自に発展してきた文化があったからだと思います。

渡里様焼印
絵文字のような焼印

写真は渡里様からのご注文で製作しました絵文字のような焼印の試し押し画像です。片目を閉じている顔のデザインだと思います。サイズは25ミリ角に収まる大きさで、電熱式のご希望でしたので、80W電気ゴテに取り付けました。コルクのコースターの端にアクセントとして押すための絵文字の小さな焼印です。一度に多くの枚数を押すということと、材質がコルクでしたので、同時に、温度コントローラもお勧めいたしました。