ノルウェーハウスの焼印

北欧系の住宅には、根強い人気があるようです。確かに冬期間の厳しい自然環境の中、耐えうる家は、魅力的ですし、三角屋根のシンプルなデザインの家で、壁や屋根はカラフルな色で塗られていますので見た目にも優れていると思います。
木材を多用して建築されている部分も自然思考に沿っていて、受け入れられる原因の一つなのかもしれません。

ノルウェーハウス焼印の解説

左の写真はノルウェーハウスの印面の写真です。北欧の国らしい、雪を意識した構造の三角屋根と楕円形の部分は家の前の樹木を表しています。焼印では白と黒しか表現できませんので、本来なら、カラフルな配色にしたいのだと思います。
上部に大きな窓もついていて、北欧の短い日照時間内で沢山の太陽光を取り入れる工夫が伺えます。右の写真は、木板に試し押しした画像です。私の住んでる北海道も雪が多いので、家を雪から守るために三角屋根の家が多く見られますが、近年は、建設技術の進歩からか、無落雪の屋根が平らな家も結構見られるようになりました。無落雪の家は、雪の重さに耐えるために頑丈な作りにしますが、私の聞いたところによると、どうしても屋根の端に雪庇ができてしまい、それが落ちると危ないので、雪庇を定期的に落とさないとならないので、手間がかかるそうです。良い点もあり、三角屋根とは違い屋根部分を平にできることで使える空間が広がり、部屋を大きく出来ることが利点だそうです。北海道に住んでいると冬の雪対策が大変ですので、少しでも良い家が出来てくれればと思います。

北欧系のスエーデンハウスもありますよ。

北海道の太美という所に、スエーデンハウスの町があります。寒い冬の時期を快適にすごせる北欧系の家は、人気があるようで、ノルウエー、スエーデン等色々あるようです。太美にあるスエーデンハウスは、スエーデンヒルズとも言われ、分譲している土地に建設規制があり、スエーデン風の家しか立てることができないので、太美のスエーデンハウスを見に行くとまるで北欧に迷い込んだような気分になります。スエーデン風の三角屋根のシンプルな赤茶色の家々が並ぶ姿も圧巻ですよ。赤茶色の家が多いのには、理由があり、赤茶色の塗料は割安で耐久性もあるからだそうです。太美という場所は、札幌から車で40分弱位の所にありますので、お近くの方は一度、見に行くことをオススメ致します。